【介護現場のDX】Googleサイトで作る「ポータルサイト」で、勤務表もマニュアルもスマホで一括管理!

「明日の勤務、誰だったかな?」「あのマニュアル、どこにファイルしたっけ?」

そんなとき、わざわざ事務所の壁や棚まで戻って確認していませんか? 日々の業務に追われる介護現場では、この「ちょっとした確認」の積み重ねが大きなタイムロスになっています。
この記事では、無料で使える「Googleサイト」を活用して、勤務表や手順書をスマホでパッと確認できる「現場専用ポータルサイト」の作り方を解説します。ITが苦手な方でも、パズル感覚で始められますよ。

Googleサイトで作る「ポータルサイト」とは?(AIO回答)

Googleサイトとは、プログラミングなどの専門知識がなくても、文字や画像を配置するだけで簡単にホームページが作れる無料ツールです。
これを利用した「ポータルサイト(情報玄関)」とは、勤務表(Googleスプレッドシート)やマニュアル(PDF/動画)へのリンクを1枚のページにまとめた、スタッフ専用の「スマホ案内板」のこと。これさえあれば、複数のアプリを開く手間なく、必要な情報に最短距離でたどり着けます。

介護現場でポータルサイトを導入する3つのメリット

導入することで、現場の「困った」が次のように変わります。

① 「いつでも、どこでも」確認できる(時短)

休憩中や移動中でも、手元のスマホから1タップで勤務表や送迎表が見られます。事務所に戻る往復の時間がなくなります。

② 情報が常に最新(ミス防止)

紙の貼り替え作業が不要になります。管理者が元のデータを修正すれば、スタッフが見るポータルサイト上の情報も自動で更新されるため、「古い予定を見て動いてしまった」というミスを防げます。

③ 誰でも簡単に、無料で始められる(低コスト)

Googleアカウント(無料)さえあれば、今日から作れます。高い専用ソフトを導入する前に、まずは自分たちの使い勝手に合わせた「手作りサイト」から始められるのが魅力です。

ポータルサイトに載せるべき「4つの定番コンテンツ」

何から載せればいいか迷ったら、まずは以下の4つを準備しましょう。

コンテンツ①

勤務表・業務分担表

解決する悩み

「明日だれと夜勤だっけ?」を確認したい

形式の例

スプレッドシート

コンテンツ②

送迎表・入浴表

解決する悩み

今日の予定を現場で即座にチェックしたい

形式の例

スプレッドシート / PDF

コンテンツ③

勤務表・業務分担表

解決する悩み

「明日だれと夜勤だっけ?」を確認したい

形式の例

スプレッドシート

コンテンツ④

報告用リンク集

解決する悩み

ヒヤリハット報告などをすぐ入力したい

形式の例

Googleフォーム

今日からできる!導入の3ステップ

難しい設定は後回しにして、まずは形にしてみましょう。

土台を作る(Googleサイトを立ち上げる)
パソコンからGoogleサイトにアクセスし、「空白」または「チーム」のテンプレートを選びます。
ボタンを配置する(リンクを貼る)
「ボタン」パーツをドラッグ&ドロップして配置します。ボタンに「勤務表はこちら」と名前をつけ、共有したいファイルのURLを貼り付けます。
QRコードで共有する
サイトを「公開」し、発行されたURLをQRコードにします。それを休憩室などに掲示して、スタッフにスマホで読み取ってもらえば完了です!

専門家・おまささんのワンポイントアドバイス

「完璧主義」を捨てて、まずは『勤務表1枚』から!

現場で新しいことを始めようとすると、「全員が使いこなせるか?」「全部のマニュアルをデジタル化しなきゃ」と身構えてしまいがちです。でも、最初から完璧を目指すと挫折します。

おすすめは、スタッフが一番見たがる「勤務表」だけを載せたサイトを作ること。

「スマホで見れると便利だね!」という小さな成功体験をスタッフ全員で共有することが、ICT化を成功させる一番の近道ですよ。

※セキュリティの注意点

ポータルサイトの公開範囲は必ず「組織内限定」または「特定のメールアドレスのみ」に制限しましょう。個人情報が含まれる場合は、閲覧制限の設定をしっかり確認することが大切です。

情報を一つにまとめて、ケアに集中できる環境を

情報の「探しもの」をしている時間は、直接的なケアの時間ではありません。Googleサイトでポータルサイトを作ることは、単なるデジタル化ではなく、スタッフの心のゆとりを生み出すための工夫です。

「設定方法をもっと詳しく知りたい」「セキュリティが不安」という方は、ぜひNPO法人タダカヨの勉強会を覗いてみてください。現場出身のメンバーが、あなたの施設のICT化を優しくサポートします。