心当たりのない荷物は受取拒否!在宅を守る「代引き詐欺・不在票メール」対策とICT活用法
日々の業務や生活の中で、荷物の受け取りに追われて大変な思いをしていませんか? 御本人が覚えていない通信販売の業者が言葉巧みに電話営業をしてきたり、つい広告等のショッピングに惹かれて何度も同じ買い物をしてしまったり。
この記事では、身に覚えのない荷物やメールへの正しい対処法と、安全かつ便利に荷物を受け取るための各配送業者のICTサービス(スマホアプリやLINEなど)の活用法をご紹介します。この記事を読めば、迷わず安全に対応できる仕組み作りがわかります。
心当たりのない代引き荷物は受取拒否!不在票のリンクは押さない
- 注文していない代引き荷物は、キッパリと「受取拒否」をしましょう。
- スマホに届いた不在票メールのURL(リンク)は絶対に押さないでください。
- 配送業者の「公式通知サービス」を活用して、本物の配達通知だけを受け取りましょう。
在宅や介護現場を狙う?「代引き詐欺」「送り付け商法」とは
「代引き詐欺(送り付け商法)」とは、注文していない商品を勝手に送り付け、代金を請求する悪徳商法のことです1。宛先に住所や名前が正しく記載されていることが多いため、「誰かが頼んだのかも」と勘違いして、とりあえずお金を払って受け取ってしまうケースが後を絶ちません。
2021年7月に特定商取引法が改正され、注文していないのに一方的に送り付けられた商品は、14日間の保管期間を待つことなく直ちに処分してよいことになりました。もちろん、代金を支払う義務は一切生じません。
身に覚えのない荷物が届いたときの「3つの対処法」
もし、心当たりのない荷物が届いた場合は、以下のステップで冷静に対応しましょう。
①受取拒否をする配達員の方に「心当たりがないので受け取りません」と伝え、キッパリと受取拒否をしましょう。
②家族やスタッフに確認する(保留の活用)家族や他のスタッフ宛てで判断に迷う場合は、すぐにお金を払わず「本人に確認するまで保留にします」と伝えましょう。たとえば郵便局の場合、郵便局にいったん持ち帰ってもらい、1週間保管(保留)してもらうことができます。
③誤って支払ってしまった場合は公的機関へ万が一、代金を支払って受け取ってしまった場合、絶対に詐欺業者へ直接連絡してはいけません。言葉巧みに不安を煽られ、別の契約を結ばされる危険があります。返金やトラブルの相談は、「消費者ホットライン(局番なしの188)」や警察、必要に応じて弁護士へ連絡しましょう。
要注意!スマホに届く「不在票メール詐欺」の見分け方
最近、スマホのSMS(ショートメッセージ)やメールに、「お荷物お届けのお知らせ」といった偽の不在通知が届く詐欺(フィッシング詐欺)が急増しています。
【偽メールを見分けるポイント】
宛名が「〇〇様」という名前ではなく、自分の「メールアドレス」になっている。
送信元のアドレスが、配送業者とは無関係な不自然な文字列である12。
【リンクを開いてしまうとどうなる?】
メールに記載されたURLを押すと、本物そっくりに作られた偽の「荷物お問い合わせシステム」に誘導されます。そこで名前や住所、さらにはクレジットカード番号などの個人情報の入力を求められ、情報を盗み取られてしまいます。
【対策】
メールのURLは決して押さず、ポストに紙の不在票が入っているか確認しましょう。また、荷物の状況を確認したい場合は、自分で配送業者の公式サイトを検索して調べるのが一番確実です。
業務負担を減らし安全を守る!配送業者の「公式通知サービス」
こうした詐欺を防ぎ、かつ荷物の受け取りを劇的に楽にしてくれるのが、各配送業者が提供している公式のICTサービス(スマホアプリやLINEなど)です。あらかじめ登録しておくことで、偽物のメールに騙されるリスクを減らすことができます。
日本郵便(ゆうパックなど)
eお届け通知: 荷物が届く前にLINEでお届け予定の通知を受け取れます。都合が悪い場合は、LINE上から日時や受取場所の変更が可能です。
郵便局アプリ: 配送状況の確認や不在連絡通知の受け取りができ、手書き不要で送り状を作成する機能もあります。
ヤマト運輸
クロネコメンバーズ: お届け予定通知やご不在通知をLINEやアプリで受け取れます。通知画面から、都合の良い受け取り日時や場所(コンビニや宅配ロッカーなど)へ簡単に変更できます。
佐川急便
スマートクラブ: 配達予定通知メールやLINE、不在通知メールを受け取れます。事前に配達時間がわかるため、無駄な待機時間を減らせます。
ワンポイントアドバイス
「ツールの導入だけでなく、現場の『ルール決め』が一番の防犯対策です!」
今回紹介した配送業者のLINEやアプリの通知サービスは、登録するだけで「いつ・誰宛てに・どんな荷物が届くか」がスマホで事前にわかるため、忙しい業務中の予期せぬ対応を大きく減らしてくれます。
ただし、ツールを入れるだけでは不十分です。「身に覚えのない代引き荷物は、絶対にその場で払わず、一旦持ち帰ってもらう」というルールを、ホワイトボードやスタッフ間の連絡ノート(チャットツールなど)で徹底的に共有しましょう。「誰かが頼んだのかも…」という優しさが詐欺に狙われます。少しでも迷ったら「保留」にする勇気を持つことが、皆さんの職場や生活を守る第一歩ですよ!
また最近のインターホンでは録画もできますし、スマートドアベルの様な、チャイムが押された時や人の動きを検知した際に自動で映像を録画を行い、遠方からでも通話ができる防犯デバイスもあります。スマートフォンとの連携により、外出先からでもリアルタイムで来客の確認・応答ができるほか、不審者や置き配の監視にも役立ちます。これらもあわせて活用し、在宅生活を守っていきましょう。
まとめ
- 注文した覚えのない代引き荷物は、支払いをせずに「受取拒否」または「保留」にする。
- スマホに届いた不在票メールのリンクは押さず、公式サイトから直接確認する。
- 各配送業者の「公式通知サービス(LINEやアプリ)」を活用し、安全でスムーズな荷物受け取りを実現する。
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