【kintone活用事例】事務負担を劇的に減らし、支援の質を高める!児童福祉現場での「自分たちで作る」ICT活用術

「ICTを導入したけれど、結局使いこなせていない」「現場の負担が増えただけではないか……」そんな悩みを抱える福祉事業所は少なくありません。

しかし、本来ICTツールは現場を楽にし、支援の質を向上させるための武器であるべきです。今回は、タダサポが支援した「児童福祉・育成支援事業所」での事例を軸に、kintone(キントーン)や最新AIツールを活用して業務フローを劇的に改善し、さらにその先の「子どもたちの自立支援」までを見据えた活用術をご紹介します。

kintoneが福祉現場にもたらす最大のメリット

kintoneを福祉現場に導入する最大のメリットは「現場の課題に合わせて、プログラミングなしでシステムを自作・改善できること」にあります。

  • 情報の集約: バラバラだったスケジュールやタスク、記録を一箇所に統合できる。
  • 柔軟なカスタマイズ: 現場の使い勝手に合わせて職員自身がアプリの項目をいつでも修正可能。
  • 外部ツール連携: LINE WORKSやAIツールと組み合わせることで入力作業の自動化が図れる。

タダサポ解決事例集:ICTで変わる支援の現場

今回の支援では、業務基盤の整備からAIによる自動化、そして「自分たちでシステムを作る」というマインドセットの変革までを包括的に実施しました。

事例①:情報共有の基盤整備(スケジュール・タスク管理)

相談内容(Before)

予定の共有が徹底されず、連絡ミスや確認作業に時間が取られていた。また、重要な記録が埋もれてしまい必要な時にすぐに取り出せない課題があった。

タダサポの提案(Action)

kintoneを情報の母艦としつつ、日常的な連絡には「LINE WORKS」をフル活用。LINE WORKSの予定管理とNote機能を使い、現場が「今、何をすべきか」をリアルタイムで把握できる仕組みを構築しました。

改善結果(After)

言った・言わないのミスが激減。情報が整理されたことで職員間の申し送りがスムーズになり心理的な負担も大幅に軽減されました。

事例②:AI活用による議事録作成・資料展開の自動化

相談内容(Before)

会議後の議事録作成やそれを基にした報告資料・説明用スライドの作成に膨大な事務時間を費やしていた。

タダサポの提案(Action)

最新AIツール「NotebookLM」を活用。スマホで録音した会議データを基に議事録を自動生成するだけでなくその内容をインフォグラフィック(図解)やプレゼン資料、さらには動画・音声コンテンツへ展開する実務フローを構築しました。

改善結果(After)

事務負担が大幅に軽減されただけでなく情報の「見せ方」が多様化。印刷までの流れも完結させ情報の多角的な活用が可能となりました。

事例③:現場主導のアプリ作成(脱・ベンダー任せ)

相談内容(Before)

「システムは業者に作ってもらうもの」という認識があり、現場の細かな要望が反映されにくい状況だった。

タダサポの提案(Action)

kintoneを用いたアプリ作成のハンズオン指導を実施。「アプリは自分たちでつくる時代」であることを共有し現場主導のローコード開発の有用性を伝えました。

改善結果(After)

「自分たちで直せる」という自信が生まれ、現場の課題に100%フィットしたシステム運用が可能になりました。

運用のコツ:最先端技術を「子どもたちの未来」へつなぐ

今回の事例で最も重要なポイントは「ICT習得の目的を、子どもたちのエンパワーメントに置いたこと」です。

職員が「教える側」になる

職員が高度なツールを使いこなす姿は子どもたちにとってのロールモデルになります。

就労支援としてのICT

子どもたちが将来、kintoneやAIを使いこなせるようになれば、それは社会に出る際の強力な武器になります。

自己効力感の向上

自らコンテンツを生み出す経験は子どもたちの自信に直結します。

単なる「作業効率化」に留まらず、「子どもたちの選択肢を広げるための基盤作り」としてICTを捉えることが導入を成功させる最大のコツです。

管理者様の声(T様より)

「同業種だから気付ける視点と自分では気付けなかった視点の両方を発見することができました。今後の自分の活動の指針になったので、早速行動に移していきたいと思いました。」

ひとりで悩まず、タダサポへ相談を

ICT導入は、最初の「一歩」が最も困難です。タダサポでは現場の痛みがわかる専門家が施設や事業所の状況に寄り添った伴走支援を行います。

「kintoneを導入したいけれど何から手をつければいいかわからない」「今の業務をもっと楽にしたい」という方はぜひ一度無料相談をご活用ください。

あなたの現場の「こうしたい」を、一緒にカタチにしませんか?