【2026年6月活動報告】全国16地域へ!ケアプランデータ連携から介護現場の「困った」まで、タダカヨの無料ITサポート

毎日のお仕事、本当にお疲れ様です。ジメジメとした梅雨の時期、日々のケアに加えて、提供票のやり取りや記録業務、事業所間の連絡調整に追われ、「もう少し事務作業がラクになれば、利用者様としっかり向き合えるのに…」と感じていませんか?

介護現場の負担を減らし、本来のケアに集中する時間を生み出すためには、お金をかけずに使える「便利なデジタルツール」を活用することが非常に効果的です。無料のアプリやスマートフォンの基本機能を少し工夫して使うだけで、手書きの記録や電話連絡にかかっていた時間を劇的に減らすことができます。

2026年6月も、NPO法人タダカヨでは、ITに苦手意識を持つ多くの介護職や施設管理者の皆様に向けて、業務をラクにするためのサポートを行ってきました。**こうした活動はすべて、タダカヨの想いに共感してくださる皆様からのご寄付によって支えられています。**この記事では、皆様のご支援が形になった「タダスク」「タダサポ」「出張タダスク」「タダレク」それぞれの6月の活動実績と、介護現場が抱える「リアルなお悩み」、そして「今日から始められる解決のヒント」をご紹介します。一緒に、少しずつ現場の負担を軽くしていきましょう。

2026年6月のタダカヨ活動実績まとめ

活動内容2026年6月の実績概要
タダスク開催32回 延べ参加 2,007名お金をかけずに学べるオンラインIT教室。今月は「はじめて参加」の方が83名いらっしゃいました。
出張タダスク開催16回 延べ259名全国の施設や職能団体からのご依頼を受け、オンラインや現地で独自の研修を実施しました。
タダサポ実施11件施設が抱えるITのお悩みをマンツーマンで解決する個別相談サポートです。
タダレク申込 210人施設にいながら無料で参加できる、利用者様向けのオンラインレクリエーションです。
8時だヨタダスク集合申込 66人休日の朝時間を活用して学べるオンライン勉強会です。

タダスク:無料オンラインPCスクール

6月のタダスクは32回開催、延べ2,007名にご参加いただきました。「はじめて参加」の方も83名と、学びの輪が広がり続けています。

梅雨の現場を支える、6月の注目講座

6月は、季節や制度の「今」に応える新テーマの講座が続々と登場しました。

  • 地域連携ツール「LYNXS」ハンズオン講座: 連携先によってLINE・メール・電話とツールがバラバラで「連絡を回すだけで時間が溶ける」というお悩みに応え、地域の多職種連携をひとつにまとめる注目ツールを、実際にアカウントを発行しながら体験しました。
  • 【BCP研修】自然災害・感染症から情報を守るクラウド活用術: 「利用者情報を紙やUSBだけで管理していて不安」「BCP対策と言われても何から手をつければ…」という声に応え、ケアを止めないためのクラウド活用の基本を学びました。
  • 高齢者の室内熱中症を防ぐ「温湿度計×エアコン連携」見守り術: 本格的な夏を前に、Wi-Fiがないご利用者宅でも導入できる見守りの工夫をご紹介。独居や認知症のご利用者の命を守る実践的な内容です。

このほか、「初めてのLINE WORKS入門」「Windowsショートカットキー」「NotebookLMで介護現場の事務作業を短縮(介護福祉士DXシリーズ)」など、明日から使える講座を多数開催しました。

8時だヨタダスク集合!:日曜朝の学びに66名

6月28日(日)は、タダスクの礎を築いた「元祖・講師陣」が再結成するプレミアム企画「わくわくワークショップ」を開催し、66名のお申し込みをいただきました。休日の朝時間を使って、介護DXの第一歩を踏み出す仲間が増えています。

実践アウトプット活用会:現場一筋30年のケアマネが語る「デジタルの壁の越え方」

6月30日開催の活用会では、ケアマネジャーの道谷陽子様(株式会社なのはな)が登壇。パソコンが苦手だった状態から、音声入力(Win+H)や定型文ツール、デュアルディスプレイ、医療介護連携ツール「MCS」を使いこなすまでの歩みを、等身大の言葉で共有いただきました。「自分にもできるかも」と思える身近な実践例は、なによりの一歩の後押しになります。

タダサポ:マンツーマンの無料IT個別相談

6月のタダサポは11件を実施しました。個別相談には毎月さまざまなご相談が寄せられます。6月に特に多かったお悩みと、解決のヒントをご紹介します。

ケアプランデータ連携システムの「導入伴走」のご相談が最多に

「ケアプランデータ連携システム」とは、居宅介護支援事業所と介護サービス事業所の間で、ケアプランの一部情報(提供票など)を、安全かつ簡単にインターネット上でやり取りできる国の仕組みのことです。

  • 現場のお悩み:「導入を支援してほしい」「使い方を教えてほしい」「介護ソフトからの実績取り込みでエラーが出る」「他のパソコンにも入れたい」——6月のご相談の半数以上が、このシステムに関するものでした。
  • 解決のヒント: 毎月多くの事業所様が、タダカヨの伴走支援を利用して導入を完了しています。手作業での印刷・封入・郵送作業がなくなり、月末月初の手間や郵送コストを大幅に削減できます。同一法人の複数事業所への一括説明にも対応していますので、まずは無料の相談窓口からお気軽にどうぞ。

「個人のLINEで仕事の連絡」からの卒業——ビジネスチャット導入のご相談

  • 現場のお悩み:「複数事業所でLINEを使って情報共有しているが、個人情報の取り扱いが不安。LINE WORKSを導入したい」「事業所の合併でケアマネが5人になる。グループでの運用方法に悩んでいる」
  • 解決のヒント: ビジネスチャットは、仕事とプライベートの境界線をつくり、退職者のグループ残留といった情報漏えいリスクも防げます。タダカヨでは、事業所の規模や運用実態に合わせた導入・設定を個別にサポートしています。導入時に「運用ルール」を一度決めてしまえば、その後の情報共有は驚くほどスムーズになります。

無料ツール(Google Workspace・Canvaなど)の活用と、AI利用時の個人情報への不安

  • 現場のお悩み:「Google Workspace for Nonprofitsの導入方法を知りたい」「Canvaが苦手で、気づいたら有料プランに入ってしまった」「AIに誤って個人情報を入れないような設定はある?」
  • 解決のヒント: 無料ツールは正しい入口と設定さえ知れば、コストをかけずに資料作成や情報共有が一気にラクになります。AI活用についても、個人情報を入力しない運用ルールや設定のポイントを丁寧にお伝えしています。「苦手意識」の多くは、最初のつまずきが原因。マンツーマンで一緒に画面を見ながら解消していきましょう。

出張タダスク:全国へ広がるICT研修

6月は、全国の職能団体や事業所様からご依頼いただき、9つの都府県で16回の「出張タダスク(研修)」を実施し、延べ259名にご参加いただきました。

  • 秋田県秋田市(ハイブリッド開催): 秋田県中央地区介護支援専門員協会様にて、ケアプランデータ連携システム(ケアプー)と介護情報基盤をテーマに82名が参加。地域全体でのICT化機運の高まりを感じる研修となりました。
  • 埼玉県幸手市(ハイブリッド開催): 幸手市介護支援専門員協議会様にて48名が参加。Windowsの標準機能とPC基本操作、AIケアマネジメント(初級編)、LINE WORKS活用まで、実践的な内容をお届けしました。
  • 茨城県水戸市(ハイブリッド開催): ゆりかごケアプランセンター様の企画で29名が参加。令和8年度の処遇改善加算を見据え、ケアプランデータ連携システムの導入と運用が地域で活発になるよう、CSVの基本から実際の操作イメージまで丁寧に解説しました。
  • 福井県福井市(現地開催): 福井北地域包括支援センター様にて25名が参加。NotebookLMやGoogle Keepを実際に触る実習形式で、「AIとのつきあい方」を体感いただきました。

このほか、東京都立川市、宮崎県延岡市、大阪市平野区、神戸市、山形市でも研修を実施しました。令和8年度の処遇改善加算の要件化を見据え、「ケアプー×介護情報基盤」への関心は全国で急上昇しています。「デジタルで効率化し、アナログで感動を生む」。これがこれからの介護現場の新しい働き方です。

タダレク:無料オンラインレクリエーション

6月2日(火)は、第88回タダレク「コリスライブ 中田亮の昭和歌謡コンサート」を開催しました。懐メロプリンス・中田亮さんが、引き語り可能な昭和歌謡500曲の中から厳選した曲をお届けし、全国の高齢者施設・事業所の皆様と画面越しにつながる温かい時間となりました。

施設にいながら無料で参加できるタダレクは、レクリエーションの企画に悩む現場の強い味方です。次回開催もぜひご活用ください。

まとめ:皆様のご支援が、現場の「笑顔の時間」を生み出しています

6月も全国で多くの活動をお届けできたのは、日頃よりタダカヨを応援してくださる皆様のご寄付のおかげです。心より感謝申し上げます。

「パソコンが苦手」「新しいことを覚える時間がない」と感じる介護従事者の方が、まずは「こんなに便利なものがあるんだ」と知ること。その第一歩を無料で提供し続けられるのは、皆様のご支援があってこそです。日々の業務に追われる介護従事者の皆様が、笑顔で利用者様と向き合える時間を少しでも増やせるよう、タダカヨはこれからも全力でサポートいたします。引き続き、温かいご支援をよろしくお願いいたします。

よくある質問(FAQ)

Q. ITやパソコンに全く詳しくないのですが、参加しても大丈夫ですか?

A. はい、もちろん大歓迎です!タダカヨの講座は「ITが苦手な方」を対象にしており、専門用語を使わず、ゆっくり丁寧に進めます。安心してご参加ください。

Q. ケアプランデータ連携システムを導入したいのですが、何から始めればいいですか?

A. まずは「タダサポ(無料個別相談)」をご利用ください。現状をお伺いし、パソコンの設定からシステムへの登録まで、担当者がオンラインで画面を見ながらマンツーマンでサポートいたします。

Q. 自分の事業所や地域の勉強会に、講師を呼ぶことはできますか?

A. はい、「出張タダスク」として講師の派遣を承っております(オンライン・現地開催ともに可能)。ご希望のテーマや参加者のレベルに合わせて内容を調整しますので、お気軽にお問い合わせください。