2026年3月 活動実績報告
3月は、年度末の多忙な時期だからこそ、ICTの力で「削れる手間」を減らし、現場にゆとりを生むための支援や情報発信に注力いたしました。また、個別の伴走支援や地域ごとの出張研修も多数実施し、現場のDXを直接的に推進しました。

1. オンラインスクール・タダスク

現場の課題に寄り添った学びと交流の場を提供しました。
タダスク: 「ITとICTの違い」といった基礎知識から、実務に直結するツール活用まで、専門用語を使わない分かりやすい講座を実施。
実践アウトプット活用会(3/16)

知識を「武器」に変えるためのシェア会を開催。現役ケアマネによるAI活用事例の発表を通じ、少人数での対話で具体的な導入イメージを深めました。
8時だョ!タダスク集合(3/29)

テーマ: 「ICTで変える、これからの災害支援のカタチ」
アナログからデジタルへの転換の重要性を分析し、被災者・支援者のための不可欠なインフラとしてのICT活用法を伝授しました。
2. 出張タダスク(地域・団体向け個別研修)

各地域の協議会や職能団体からのご依頼を受け、参加者のITスキルや課題に合わせた独自カリキュラムで出張研修を実施しました。
- 三重県介護支援専門員協会 鈴亀支部様(3/13・オンライン)
- 参加者: ケアマネジャー 36名
- 内容: ケアプランデータ連携システム導入のメリットについての座学と、レベル別のブレイクアウトルーム(Windows標準機能での苦手克服/AIを活用した日々の記録の効率化)を実施。
- 大阪市平野区自立支援協議会 居宅部会様(3/17・対面開催)
- 参加者: 障害福祉サービス ヘルパー事業所の管理者・サ責など 50名
- 内容: 『ヘルパー事業所での活用方法及びAIを活用する際の注意点やChatGPT・Geminiの使い方』をテーマに実施。Google Keepを使った音声入力や、議事録作成などの体験会を行い、現場でのAI活用を後押ししました。
3. 個別伴走支援「タダサポ」(計8件)

今月は、全国の事業所様に対し、1回1時間の個別サポートを実施し、現場の「困った」を直接解決に導きました。
- ケアプランデータ連携システムの導入・活用支援(4件)
- 新規導入から、地域連携を見据えた運用相談、すでにインストールされたシステムの操作サポートまで、個別の進捗に合わせた支援を実施しました。(みっつ福よか様、みっつピド・ケアコンサル様、おハム浜名様、みっつ森のこみち様)
- AI・最新ツールの現場実装と多言語対応(1件)
- NotebookLMやGoogleレンズ、音声入力(Windows+H)等を活用し、記録の質の均一化や事務作業の自動化を支援。外国人スタッフ向けの翻訳機能活用など、多様化する現場ニーズに対応しました。ITへの「怖さ」を取り除くマインドセットのサポートも行いました。(彩ケアデイサービス彩 ひかり様)
- 地域連携のための広報支援(1件)
- 地域の高齢者向けサロンの告知のため、公式LINEのゼロからの立ち上げを支援。PC/スマホからの操作方法をレクチャーし、実装まで伴走しました。(たんくすももやまケアプランセンター様)
- 基礎PCスキル・事務効率化支援(2件)
- クリップボード履歴管理ツール(Clibor)の導入や、Word/Excelの自動転記等の基礎レクチャーを実施。また、LINE WORKSのアカウント整理とアーカイブ動画の視聴サポートなど、初学者がつまずきやすいポイントを丁寧に解消しました。(たんくすふなびきクリニック様、ガオ夢コープ中部事業所様)
4. オンラインレクリエーション(タダレク)

- 第85回タダレク: 外部のプロと施設をZoomで繋ぎ、双方向型のイベントを実施。
- 活用術の公開: 「オンライン旅行」や「参加型音楽コンサート」など、ネタ切れに悩む現場へ向けた具体的な活用ステップをコラムで紹介。
5. 介護ICTニュース・プレスリリース

- ケアプランデータ連携システムの普及支援: 厚生労働省が推進する「ケアプランデータ連携システム」の導入を支援。サテライト事業所特有の課題解決など、個別性の高いサポートに関する広報を実施。
- 株式会社LYNXSとの業務提携(3/25発表) 多職種連携プラットフォームを提供する株式会社LYNXSと業務提携を締結し、LYNXSアンバサダー(全国38名)の運営・育成管理を受託しました。タダカヨが持つ「地域密着の伴走支援力」と、LYNXSの利用者受け入れ「打診機能」による自律的な連携拡大を掛け合わせることで、電話・FAXに依存しがちな介護現場の多職種連携DXを加速させます。また、LYNXSで生まれた連携文化が「ケアプランデータ連携システム」のさらなる普及を後押しするという好循環を目指します。
6. 3月のお役立ちコラム(ICT活用ノウハウ)

現場ですぐに使える時短ワザを中心に、多数のトピックを公開しました。
- 法定研修の効率化(タダマニュ): 「準備時間0分」を目指し、無料動画を活用した研修運営とデジタル管理の手法を解説。
- 音声入力の活用: 「Windowsキー + H」などのショートカットを使い、介護記録を3倍速くする「喋るだけ」の時短術を提案。
- AIツールの深掘り: NotebookLMを活用した議事録作成や、現場への安全な落とし込み方についての事例を紹介。
最後に
3月は、タダサポや出張タダスクを通じて、ケアプランデータ連携システムの導入に向けた具体的な動きや、AI(ChatGPT・Gemini・NotebookLM等)を実際の業務や外国人スタッフ支援に落とし込む事例が目立ちました。ICTを「あれば便利」なものから「不可欠なインフラ」へと高めるため、今後も一人ひとりのITスキルや心理的ハードルに寄り添った支援を続けてまいります。


