【2026年1月-3月期 活動報告】AIの現場実装と「削れる手間」の削減で、介護の未来を拓く
タダカヨが駆け抜けた「AI革命」と「実務効率化」の3ヶ月
2026年の第1四半期(1月〜3月)は、NPO法人タダカヨにとって、生成AIの活用が本格的に現場へ浸透し始めた「AI革命」の熱気に包まれた季節となりました。
この3ヶ月、タダスクではAIやICTの活用が「知る」段階から、日々の記録やケアプラン作成といった「実務で使いこなす」段階へと劇的に進化しました。
一方で、年度末の多忙な時期だからこそ「削れる手間」を減らすための基礎スキルの見直しや、全国各地への出張研修、多職種連携プラットフォームとの新たな連携など、現場にゆとりを生むための活動も加速しました。
最先端のテクノロジーと、現場に寄り添う伴走支援。その両輪で駆け抜けた、2026年スタートの活動をご報告します。
💡 この四半期のハイライト:「実装」と「効率化」の記録
1. 【進化】生成AIが「知識」から「現場の相棒」へ

この3ヶ月で、生成AI(Gemini、NotebookLM、ChatGPTなど)を実際の業務に落とし込むスキルが広く定着しました。
- 1月(実感): 「ながらかいご」をテーマに、会話だけで記録が完結するAI活用デモを実施。
- 2月(体験): NotebookLMを使った要約や議事録作成、AIを「心強いパートナー」として捉え直すグループワークを開催。
- 3月(実装): 外国人スタッフ向けの翻訳機能活用や、AIを活用した日々の記録の効率化など、多様化する現場ニーズに直接応える活用術を展開しました。
2. 【効率化】「削れる手間」を減らし、心に余裕を

最新AIだけでなく、日々の事務作業を楽にする基礎スキルの向上にも注力しました。
- 基礎スキルの底上げ: Windowsのショートカットキー、スマホの音声入力(Windows+H)、Googleカレンダー入門など、手作業の負担を減らす実務的な講座が大好評を博しました。
- デジタル時代の新ルール: 「つながらない権利」や私物スマホ(BYOD)の運用ルールなど、デジタル疲れを防ぐための心理的安全性に配慮した講座も実施しました。
3. 【連携】ケアプランデータ連携と新たなパートナーシップ

- ケアプランデータ連携システムの推進: 厚労省が推進するシステムの導入メリットの周知から、サテライト事業所への個別導入サポートまで、一貫した伴走支援を行いました。
- 株式会社LYNXSとの業務提携(3月): 多職種連携プラットフォームを提供するLYNXSと提携し、アンバサダーの運営を受託。電話・FAXに依存しがちな多職種連携DXをさらに加速させます。
4. 【笑顔】双方向で心をつなぐ「タダレク」
高齢者施設へ楽しみを届ける「タダレク」では、1月・2月と“懐メロプリンス”中田亮さんをお迎えして「昭和歌謡コンサート」を開催。3月には外部のプロと施設をZoomで繋ぐ双方向型イベントを実施し、画面越しに全国の施設が繋がり、歌声と笑顔が溢れる時間となりました。
📊 数字と実績で見る「地域密着の加速」
「進化」はオンラインだけではありません。この四半期も、タダカヨ講師が全国各地の課題に直接向き合う「出張タダスク」や個別支援「タダサポ」を精力的に実施しました。

実施規模: 1月(6件・134名以上)、2月(5件・387名)、3月も多数の地域で開催。
活動内容: 神奈川県、大阪府、大分県、静岡県、秋田県など全国の自治体や職能団体からの依頼により、「業務効率化入門」から「AIケアマネジメント」「ケアプランデータ連携システムの導入」まで、地域の課題に合わせたオーダーメイド研修をお届けしました。

クリップボード履歴管理ツール(Clibor)の導入や、児童自立支援施設でのkintoneアプリ開発、公式LINEの立ち上げなど、現場ごとの「困った」をマンツーマンで解決に導きました。
🗣️ 参加者の声(アンケートや現場の声より抜粋)
AI・業務改善について 「これなら現場が変わるかもしれない!と朝から希望が持てました。」(1月・タダスク参加者) 「自分にもできるかも、という勇気をもらえました。」(1月・タダスク参加者)
基礎スキル・マインドセットについて 「他の人がどう使っているか知れて良かった。自分も発信してみよう!という情熱に火がつきました。」(2月・実践アウトプット活用会参加者)
タダレク・エンターテインメントについて 「準備の負担なく、質の高いレクができて本当に助かっています。施設が一気にコンサート会場になりました!」(1月・タダレク参加施設)
結びに:2026年度、さらなる未来へ
2026年の幕開けとなったこの3ヶ月間、多くの皆様と共にICTを「あれば便利」なものから「不可欠なインフラ」へと高めるための歩みを進めることができたことに、心より感謝いたします。
新年度を迎える4月以降も、タダカヨは「介護に関わるすべての人に、無料で確かな知識と温かい繋がりを」お届けするため、一人ひとりのITスキルや心理的ハードルに寄り添った伴走支援を続けてまいります。
今年度も、タダスクでお会いしましょう!


