【お知らせ】NPO法人タダカヨが日本フィランソロピック財団「第4回 未来の介護基金」の助成先に採択されました!〜高齢者と家族の「デジタル同居」を実現する在宅DX伴走支援事業を開始〜

日頃より、タダカヨの活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。

このたび、私たちNPO法人タダカヨは、公益財団法人日本フィランソロピック財団が公募する「第4回 未来の介護基金」の助成先(助成額:3,000,000円)に採択されました。少し遅れてのご報告となりましたが、この助成を通じ、2026年10月より「高齢者と家族のデジタル同居を実現する在宅DX伴走支援事業」をスタートさせます。

日々、人手不足や業務過多に悩む介護現場の皆様、そして「遠くに住む親が心配だけど、どう見守ればいいか分からない」と悩むご家族にとって、新しい希望となるモデル作りを目指します。


「未来の介護基金」と日本フィランソロピック財団について

新たな介護モデルの創出を応援する「未来の介護基金」

日本フィランソロピック財団の「未来の介護基金」は、既存の介護保険制度の枠組みを超え、高齢者の自立支援や、より豊かな人生を実現するための新しい事業モデルにチャレンジする団体を応援する基金です。

寄付を未来への投資へ変える「日本フィランソロピック財団」

公益財団法人日本フィランソロピック財団は、社会課題解決のために寄せられた寄付を基金として管理し、NPOなどへの助成を通じて、より豊かな社会の創造を目指している団体です。今回の助成も、日本の介護の未来を憂う寄付者様の温かい想いによって支えられています。


タダカヨが挑戦する「デジタル同居」とは?一方的な“確認”から双方向の“繋がり”へ〜

現在、多くの民間見守りサービスが存在しますが、その多くは「家族が高齢者を一方的に確認する」モデルです。カメラやセンサーで「無事を確認する」ことはできても、高齢者ご本人はサービスを受けるだけの受け身(パッシブ)な状態に留まってしまうという課題がありました。

タダカヨが提案する「デジタル同居」はここに挑戦します。 高齢者ご本人が自らスマホやタブレットを活用できるよう支援することで、ご本人がデジタルで自立し、ご家族と双方向につながる状態を作り出します。

これは、介護保険のサービスがまだ十分に届かない「要介護認定前」や「軽度」の在宅高齢者、そして見守りサービスの導入が難しい「低所得世帯」にもしっかりと届くモデルとして実装していきます。

本事業では、高齢者ご本人とご家族の双方を支援する、国内でも類を見ない「低コストDX伴走パッケージ」を提供します。具体的には、以下の3つの取り組みを通じて支援を行います。

1.高齢者本人のスマホ・タブレット活用支援

2.家庭内Wi-Fi・IoT基盤の整備支援

3.見守り用スマートホーム機器の設置・家族連携設定

真の目的は「全国のNPO・自治体が再利用可能なマニュアル作り」

今回の助成金で私たちがやりたいことは、単なる「便利な機器の配布」ではありません。

高齢者の方の住環境、家族構成、ITリテラシーは千差万別です。約50パターンのご家庭に実際に機器を導入し、「上手くいったケース」だけでなく「失敗したケース」も含めた、リアルな現場のノウハウを蓄積する実証実験なのです。

現役のケアマネジャーを含むタダカヨのメンバーが伴走し、そこで得られた知見をもとに「全国のNPOや自治体がそのまま再利用できる、公開マニュアル・教材」を作成すること。この「教育・運営の仕組みづくり」こそが、本事業の真の成果物です。


結びにかえて

このたびの「未来の介護基金」の採択は、私たちタダカヨにとって、日本の在宅介護における「デジタルの壁」を取り払うための大きな一歩です。

高齢者ご本人が生き生きとデジタルを使いこなし、ご家族と笑顔でつながる「デジタル同居」があたりまえになる社会へ。タダカヨは、現場の皆様と伴走しながら、その仕組みづくりに全力で取り組んでまいります。

今後の活動報告(マニュアルの公開や実証実験のレポートなど)に、ぜひご期待ください!