介護現場のICT化は100均から!ダイソー・セリアで揃う「便利ガジェット」活用術3選

【タッチペン】手袋をしたままでも記録がスムーズに

介護記録のデジタル化が進む中で、多くの職員さんが直面するのが「手袋をしているとタブレットが反応しない」「指だと細かいボタンを押し間違える」という悩みです。

具体的な活用シーン

入浴介助や排泄介助の合間に、使い捨て手袋を外さずサッと記録を済ませたい時。

100均での選び方

先端が柔らかいシリコンタイプよりも、「導電性繊維タイプ(網目状のペン先)」がおすすめ。滑りが良く、軽いタッチで反応するため、入力のストレスが激減します。

導入のメリット

衛生面の向上: 画面を直接指で触れないため、感染症対策にもつながります。
誤入力防止: 小さなチェックボックスも正確に押せるため、修正の手間が省けます。

【スマホ・タブレットスタンド】「手が離せない」を解決

ビデオ通話によるオンライン面会や、リハビリ動画の視聴。デバイスを手に持ち続けるのは、忙しい職員さんにとって大きな負担です。

具体的な活用シーン

ご家族とのオンライン面会時や、口腔ケアの動画を利用者様と一緒に見ながら実践する時。

100均での選び方

デスクに固定できる「クリップ式アームスタンド」や、角度を細かく調整できる「折りたたみスタンド」が便利です。

導入のメリット

ケアへの集中: 端末を支える手が空くため、職員さんは利用者様の表情の変化や安全確保に専念できます。
端末の定位置化: ナースステーション内の決まった場所にスタンドを設置すれば、「端末がどこに行った?」と探すタイムロスを防げます。

【ケーブル保護カバー】断線トラブルを防いでコスト削減

「充電器の根元が折れて充電できなくなった」というのは、介護現場の“ICTあるある”です。移動式カートや車椅子にケーブルが巻き込まれることも珍しくありません。

具体的な活用シーン

夜勤帯の充電スペースや、移動しながら使用する記録用タブレットの充電周り。

100均での選び方

ケーブルの根元に取り付ける「断線防止カバー」や、配線をまとめる「マジックテープ式結束バンド」を探してみてください。

導入のメリット

コスト削減: ケーブルの買い替え頻度が減り、限られた備品予算を有効活用できます。
安全管理: 長すぎるケーブルをまとめることで、利用者様や職員の転倒リスク、車椅子への巻き込み事故を未然に防ぎます。

講師:あやトロからのワンポイントアドバイス

「ICTツールを導入しよう!」と意気込むと、つい高価な周辺機器を揃えたくなりますが、まずは100均で『試作』してみるのが現場に馴染ませるコツです。

例えば、タッチペン一つにしても、首から下げられるストラップ付きのものを選ぶだけで、紛失リスクがグッと下がります。現場のスタッフに「これ、ダイソーで買ってきたんだけど使ってみて!」と気軽に提案することで、デジタル化に対する心理的なハードルも下げることができますよ。

小さな工夫が、ゆとりあるケアに繋がる

100均ガジェットの活用は、単なる節約術ではありません。記録の時間を1分短縮し、ケーブルの断線によるイライラを解消することは、巡り巡って「利用者様と向き合う時間」を生み出すことに繋がります。

まずは仕事帰りに、お近くの100円ショップのガジェットコーナーを覗いてみませんか?そこには、あなたの現場の悩みを解決するヒントがきっと隠されているはずです。